フローリング材でDIYテーブルの制作手順
格安で手に入れた無垢のフローリング材、合板のフローリング材、塗料(オスモカラー)を使って作ったフローリング材でDIYテーブルの制作手順です。
材料
無垢フローリング材 (オーク)
天板の表面に使いました。幅12cm。無垢材なだけあって、重いです。
合板フローリング材 (ウォールナット)
天板の裏面に使いました。幅30cm。合板は軽いですね!
15mm × 30mm 角材 (檜)
天板のこばの部分を隠すために、角材を使いました。
オスモカラー ワンコートオンリー ローズウッド
角材の塗装に使いました。一度塗りで良く、すごく広がるため、全然減りませんでした。
テーブルの脚
テーブルの足は鉄製の細いものが良かったので、ネットで購入しました。
工具
丸鋸
フローリング材をキレイに素早く切断するのに使いました。Black&Deckerのマルチツールは本体一つで色々なヘッドを付け替えることが出来るので、済むので良いです。
木工用ボンド
木材同士の接着に使います。クランプでしっかり固定しながら接着すれば、釘やネジなしでも丈夫に固定することが出来ます。アメリカ産のタイトボンドIIIは耐水性とのことで、水がかかってしまうような場所であればこちらの方が良さそうです。
ベルトクランプ or ラチェット付き荷締めベルト
ボンドのところで、クランプでしっかり固定すれば…といっていますが、大きいものを固定する場合、ベルトクランプという工具が有効です。…が、実はラチェット付き荷締めベルトで代用できます。DIY程度なら安上がりなこちらで十分ではないかと。使い勝手はきっとベルトクランプの方が上でしょう。
ホビーかんな
天板を張り合わせた後に、こばの面を揃えるのに使いました。大きいかんながあればもっと楽にできたかもしれませんが、小さなホビーかんなでも納得がいくところまでもっていくことができました。
平刷毛
オスモカラー ワンコートオンリーの塗装には、100円ショップのセリアに売っているナイロン平刷毛を使いました。ガシガシ伸ばして塗装するので、毛が硬いものが良いようです。
制作過程
手に入れたフローリング材を効果的に使う設計として、見た目の良い無垢フローリング材をテーブルの天板の表に縦に並べ、広くて軽い合板フローリング材を天板の裏に横に並べて使い、周りを角材で囲むことにしました。組立はクランプで固定しつつ木工用ボンドで接着することにして、天板作りではネジや釘は一切使わないことに。サイズは横120cm、縦60cm(縁の角材含まず)を目指します。
もともとの無垢フローリング材の長さが180cmほどあったため、120cmにカットします。簡単にジグを作って丸鋸で一気にカットしました。丸鋸はホームセンターからレンタルしました。合板フローリング材も長さ60cmでカットしていきます。
裏側となる合板を板接ぎします。板がたくさんあるように見えますが、一つの合板材で3枚分の木目がありますので、パーツ数は4つです。…が、この段階ではデザインの関係で110cm分しかありません。
ラチェット付き荷締めベルトでしっかり固定して接着しました。
合板材の板接ぎが出来たら、ひっくり返して無垢材を並べてボンドで固定しました。上に重しを載せて合板材と無垢材をしっかり固定しました。(写真なし)
フローリング材の「ほぞ」をのこぎりとカンナで切り落とし、「ほぞ穴」をおが屑+木工ボンドで埋めました。また、天板の周囲に角材をつけたときに隙間が生じないように、無垢板と合板のズレや凸凹をかんなを使って直しました。小さなホビーかんなですが、なんとかなるもんです。
天板の周囲に角材をつけました。これもやはりボンド+クランプ(ラチェット付き荷締めベルト)のみで接着します。角材が凹まないように、端材を挟む必要があります。
危なくないように角を丸くしました。天板の形になってきてテンション↑
角材を塗装します。フローリング材の部分をマスキングテープと新聞紙でマスクして、格安で手に入れたオスモカラー ワンコートオンリーを塗りました。この塗料、目の細かいやすりをかけすぎると色が乗りません。
脚の取付けです。脚は鉄製のローテーブル用のものをネットで購入。
以上で制作は完成です!
ところで、フローリング材を並べた天板ではどうしても溝があります。ダイニングテーブルとして使う予定なので、溝に汚れが溜まるのは避けたいですし、組立には釘等は使わず木工ボンドしか使っていないので、水に弱そう。ということで、天板の上には透明なテーブルマットを敷いてあります。
さらに、テーブルをヒックリ返すと、いつの間にか紋章がT&Hの刻まれていたり。