ダンボールハウスの建築工法まとめ
先日、ダンボールハウスを作りましたが、家造りの工法が(おそらく)一般的なダンボールハウスと違い、軸組工法を使っています。
今回は、手作りや市販されているダンボールハウスで使われている、ユニット工法や壁工法、そして軸組工法のダンボールハウスの特徴と作り方をまとめてみます。
ユニット工法
ユニット工法とは、既に部屋の形が出来上がっているものを組み立てる方法です。ダンボール箱はそのままで6面そろってますし、蓋と底を抜いたとしても壁4面が簡単に手に入ります。それをそのまま家にする方法はこのユニット工法に相当すると思います。例えば以下の商品ですね。手作りする場合、「大きいダンボール箱が手に入ったからダンボールハウスを作ろう!」と思ったときに、まず思いつく方法でしょうか。ダンボール箱(ユニット)を重ねたり横に並べたりして、家を拡張できるのがこの工法の特徴です。
壁工法
壁工法は、丈夫な壁(耐力壁)を組み合わせて家を作る方法です。解体されたダンボール箱や、ダンボール板がメインの材料になります。壁パーツを個別に用意し、壁同士を繋いで立体にします。壁パーツにツメと切れ込みがあれば組み立つことでしょう。この工法を使った商品としては、下のものが見つかりました。実際の家造りでも、2×4工法などで使われている工法です。家を大きくするには、しっかりした大きな壁が必要です。
軸組工法
最後に軸組工法です。これは、柱と梁を組み立てて家の形をつくり、最後に外壁をくっつける方法です。実際の家で使われる木造軸組構造のように、筋交いを入れるとさらに丈夫になりそうですが、開口(窓、ドア)の設置で制限が生じます。ビッグフレーム工法とか、ラーメン工法みたいに、筋交い無しで済ませてしまえば、開口の自由度を高めることができます。家を大きくするには、柱や梁の大きさや数を増やす必要があります。壁がなくても自立するので、壁は丈夫でなくても問題になりません。(子供が触ると破れるようなものだと困りますが)
自分に合った工法でダンボールハウスを作りましょう!