KAPLAかCitiblocsか…
KAPLA(カプラ)は1987年にオランダ人のTom van der Bruggernが考案した、1:3:15の比率で作られた一種類の木の板だけを使う積み木です。
この素晴らしい比率により、以下の写真のような複雑な構造物を作ることが出来ます。よくある積み木やブロック遊びのように、役割の決まった形というものがなく、子供から大人まで想像力豊かな積み木遊びをすることが出来ます。そして、作ることと同じくらい、崩すのが楽しいとも言われています。
ところで、同様の商品にCitiblocks(シティブロック、シティブロックス)というものがあるようです。検索してわかる範囲で、違いを調べてみました。
KAPLA

- 板の比率 : 1:3:15
- 最長辺長さ : 約117mm
- 原材料 : フランス産海岸松
- 生産国 : モロッコ
- HP : http://www.kapla.co.jp
- 特徴 : 高品質で17m以上のタワーを作れる精密加工。音の響きにも拘った木材選び。
基本は白木ですが、カラーバリエーションやピース数によっていろんなラインナップがあります。




Citibolocs

- 板の比率 : 1:3:15
- 最長辺長さ : 約117mm
- 原材料 : ニュージーランド産ラジアタ松
- 生産国 : 中国
- HP :
- 特徴 : 外の類似品と比べ安価であり、国内外での評価も高い。一方、ささくれや割れが報告されていることも有るため、遊ぶ前にはチェックすると良いかもしれない。
こちらも基本は白木ですが、カラーバリエーションやピース数によっていろんなラインナップがあります。



KAPLAとCitiblocsの大きさはどちらも約117mmとなっていますが、実際どうなんでしょう?全く同じってことはない気がしますが…。
その他の類似品
さらに、KEVA planks、ビルディングロッズ、WhiteLeaf、ビオブロという商品も、やはり比率が1:3:15で、長さ120mm程度の板のみからなる積み木のようです。実はこのおもちゃ、類似商品だらけですね。




作例
細かい違いはあるかもしれないものの、基本形状は同じなため、どれかの積み木で作れるものなら別の積み木でも作れそうです。
いろんな形の建物を横に並べてもいいし
蛇だってこの通り。
ドミノのように崩していくのも楽しそうです。
先述のKeva planksの公式サイトもいろんな作例があってオススメです。
上部のメニューからProjectsを選ぶといろいろ出てきます。
また、Citiblocsのマニュアルはこちらからダウンロード出来ます。
そして結局…
Citiblocs買っちゃいました!
ダンボール製の箱なので、耐久性が気になります。
適当に組んだこれで150ピース程度。特にささくれ等は見つかりませんでした。全部で300ピースあるので結構大きな物が作れそうです。